本会では現地開催でのハンズオンセミナーならびにWebオンライン形式でのワークショップ1~3と交流企画をおこないます。参加には予約が必要です。
- 現地ハンズオンセミナーは定員18名です。
- ワークショップ1は定員100名、ワークショップ2と3は定員30名、交流企画は定員50名です。
- ワークショップ1とワークショップ3は重複でのお申込みはできません。
- ハンズオンセミナーとワークショップ1~3は重複でのお申込みはできません。
- 重複してお申し込みの方には別途確認のため連絡させていただきます。
※Web参加予約ができるのは、本会への事前参加登録が完了している方のみです。予約する際には参加登録時の受付番号と姓名を入力してください。
※予約時にご入力されたメールアドレスに、zoomセッション招待状を事務局からご連絡します。
会場:熊本県医師会館研修室(1)
※ 受付を終了しました。
プライマリ・ケアのための心エコー・ハンズオンセミナー
宇宿 弘輝先生(熊本大学大学院 生命科学研究部 臨床病態解析学講座)
日本は世界でもトップを走る高齢化社会であり、高齢者の増加に伴う高齢心不全患者が大幅に増加する「心不全パンデミック」がすぐそこまで来ている。
心不全の診断には心エコー図検査が非常に有用であり、治療効果の判定においても大変重要である。虚血性心疾患や心筋症、弁膜疾患などの詳細な重症度評価には専門的な知識が必要になることが多いが、心疾患を持つ患者の現状把握や専門医へのコンサルトのタイミングを的確に判断するためには、プライマリ・ケアを担う医師であっても心エコー図検査の基本手技、基礎知識は必要である。
今回のセミナーでは、プライマリ・ケアを担う医師が習得しておくべき心エコー図検査の基礎知識を座学形式で解説し、ハンズオン形式により基本手技を習得していただく予定である。
※ 受付を終了しました。
ポートフォリオ(詳細事例報告書)作成に関するいろは
KOPe事務局
渡口 侑樹先生(沖縄県立南部医療センター・こども医療センター附属南大東診療所)
䅏田 一旭先生(宮崎大学医学部地域包括ケア・総合診療医学講座)
横山 大輔先生(かごしまオハナクリニック)
渡部 なつき先生(医療法人あおばクリニック)
鳥巣 裕一先生(独立行政法人国立病院機構長崎医療センター 総合診療科)
日本プライマリ・ケア連合学会は、学会の認定する(新)家庭医療専門医、プライマリ・ケア認定医の取得や更新において、ポートフォリオや詳細事例報告書の提出を必須としている。ただ、その作成支援については主に各後期研修プログラムに委ねられているのが現状であり、ここ数年で徐々にポートフォリオという言葉も浸透してきたと思うが、専攻医・指導医ともにどのように作成したら良いのか、どのように指導したら良いのか、他のプログラムではどのように作成支援がされているのかなど、気になる点が多くあると考えられる。
今回、主に九州ブロックでのポートフォリオ作成支援としてオンラインで勉強会を企画・運営し活動しているKOPe(Kyusyu Okinawa Portfolio e-learning)のメンバーによる、KOPeのネットワークを生かした九州各地域のポートフォリオ作成支援の現状や、勉強会、症例のログ付けや作成のノウハウを共有し、主に専攻医が新たな学びの方法を学び、新たな繋がりが得られるようなセッションを企画したため、ぜひご参加いただきみんなで一緒に楽しく学びが深められることを期待している。
※ 受付を終了しました。
プライマリ・ケアとチーム~事例を通してチームビルディングを学ぶ~
K-HANDS
﨑山 隼人先生(五反田内科クリニック)
酒井 達也先生(沖縄県立八重山病院)
田浦 尚宏先生(人吉医療センター)
遠山 由貴先生(熊本赤十字病院)
鳥巣 裕一先生(長崎医療センター)
プライマリ・ケアでは、質の高いケアを提供するために、多職種協働のチームが効果的に機能することが求められる。それらに携わる総合診療・家庭医療の専攻医、専門医、指導医は、プロジェクトベースや組織ベースなど多様なレベルでチームビルディングとそのマネジメントが求められる。しかし、そういったチームビルディング・マネジメントについて系統的に学ぶ機会はほとんどなく、個々人が経験しながら独学で学ぶことがほとんどである。今回、教育とマネジメントを学ぶフェローシップコース(指導医養成コース)であるK-HANDSより、チームビルディングをテーマとしてグループワーク形式で学ぶワークショップを企画した。参加者とより深い学びを共有したい。
※ 受付を終了しました。
腎機能障害患者における医薬品適正使用のためのワークショップ
近藤 悠希先生(熊本大学大学院 生命科学研究部 臨床薬理学分野)
一般に、薬物動態や薬物感受性が一般とは異なり、薬物有害反応に注意が必要な患者層は“Special population(特別な集団)”と呼ばれる。腎機能障害は代表的な“Special population”の一つであるが、本邦の慢性腎臓病の有病率が成人の8人に1人を超えた現在、腎機能障害は決して“特別な患者”ではなく、日常診療においてその遭遇率は非常に高い“一般的な患者”である。また、腎機能障害時に注意が必要な薬剤は多岐にわたるため、どの診療科においても必ず使用しているはずである。したがって、プライマリケアにおいては腎機能障害患者における医薬品適正使用は非常に重要であると思われる。本ワークショップでは症例を用いて腎機能障害時の投与量設定および薬剤性腎障害回避の注意点について取り扱う予定である。
※ 参加登録していただけましたら、ご参加いただけます。
話してみよう!キャリアCafeオンライン
松本 朋樹先生(松本医院)
医療人の職業活動継続には、仕事に限らず、私生活も含めたキャリアプランニングが欠かせません。しかし仕事面でのキャリアの選択肢は整備されつつあるものの、まだまだ悩みの生じやすい状況です。また、私生活面では自身の体調や家族の問題、生活の場・職場の人間関係といった現実的な問題があります。
多様な地域・フィールドで活躍する当学会員一人一人が日々を充実して過ごすためには、時々立ち止まってキャリアについて考える機会を持つことが重要です。その際、仲間やロールモデルに出会い顔を合わせる機会が助けになります。
毎回人気のキャリアCafeをオンラインで開催します。気になるテーマを仲間と語り合ってみませんか?